望しい住まいづくり
望ましい住まいのつくり方
見直してみよう、これまで家のつくり方
- 安く(経済性)早く(効率性)きれいに(均一性)
これは多くの人がすまいづくりに求めていたことです。
しかし 余りにもこのことを求めすぎ 行き過ぎがあったため、健康にも環境にも良くない家づくりが普及してきました。
- 我が家の住まいのつくられ方も解らずに住んでいることが多い
家のつくられ方と住み手の生活習慣や生活意識との間にギヤップが生まれ、暮らしの中で’不具合’が出てくることがあります。
- 住まいが原因で病気になる
経済性・効率性優先の大量生産型建材の大量使用によりシックハウス症候群になる人が増えました。
- 世界的にみても寿命が短い現代の住宅
見た目にはきれいに建てられるのですが、経済性を優先しすぎたためか耐久性や暮らしの変化を見越すことが脇に置かれました。
そのために家の寿命が平均30年程と短く、家計も地球資源も無駄遣いされています。
望ましいこれからの家のつくり方
- これからは、住む人の”いのちとくらし”を大切して、”家庭の記憶と記録”が継続でき、”持続可能な社会””低炭素社会”に向けて資源を無駄遣いせず 炭酸ガス排出量の少ない家づくりにしたいものです。
- 五感にやさしい家
- 健康に暮らせる家
- 耐震性がある家
- 長寿命・耐久性のある家
- エネルギー消費が少ない家
- できるだけ再生産が可能な素材でつくられた家
- 自然素材の良さを生かした家
- 建築時や解体時に環境負荷が少ないつくり方の家
- 次世代にやさしいつくり方の家
住生活環境研究所が提案するすまいのつくり方
- 暮らし方・生活習慣を考えながらのプランづくり
”くらしをデザインする”のが住まいの設計プロセスです
- 住み手が参加できる家づくり
設計や施工プロセスで家族が簡単な作業に参加する
- 気持ちよく暮らせる環境をつくる
まちなみにも配慮して心がやすらぎ愛着がわく住環境にしていく
- スケルトンは長寿命に
長持ちする家のフレームとする
- インフィルは暮らしの変化に合わせられるように
内装、設備は暮らしに合わせた改修がしやすいようにする
- 地元の木材・地域材を使った「木組みの家」
あいちの木を使っています
- 伝承工法による粘り強い耐震性能
地震国日本の家づくりの知恵を生かす
- 構造材を表しにして木材の特性を生かす
木架構の力強さと美しさを見せる
- 身体への負荷が少くない室内空気
揮発性化学物質が少ない空気質環境の家
- 冬暖かく、夏涼しい家
断熱、遮熱、蓄熱、調湿の組み合わせで すごしやすい温熱環境の家
- 自然エネルギーを利用
自然の光や風をうまくコントロールして生活空間に取り込み、
太陽熱を給湯・暖房・発電に活用する